よもやま話
よもやま ま〜てぃんシリーズ(40)
2018年04月06日
 病の原因としくみ(病因病機)

 病機

 病機とは疾病の発生と発展変化のしくみを指し、また“病理”ともいっています。臨床上、診断と治療の拠り所となるものです。先に述べた臓腑や気血、経絡などがどのようなアンバランス状態にあるのか?ということを知ることができるのです。

 複雑な疾病の発生も、正気虚弱と邪気の侵犯の二つの要因の関係にまとめることができます。正気と邪気・・つまりは、正常な機能やその物質的基礎(気や血)が“邪気”というものに対して表現されるときに、あるいはそれらが邪気に対して防衛的機能を発する時に『正気』と表現し、その正気を逼迫(ひっぱく)する六淫や七情の過不足から引き起こされる気滞、痰飲、瘀血などが『邪気』と表現されるのです。

 病の発生においては、正気が充実しておれば邪気は病変を引き起こすことはなく、正気に不足があってはじめて邪気が乗じることができるのです。

 実証とは、邪実が主体の病変です。

 虚証は、正気の不足(正気虚)が主な病態であり、気・血・津液・精などの不足を意味します。

 おおざっぱにいえば、活動するためのエネルギーが不足したものが正気の虚であり、エネルギーが体内をめぐるのを阻害するのが邪気(邪実)です。ある病態において、正気虚、邪気実のいずれが主体なのか、ということを知る概念だということです。


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